2ちゃんねるにて
アスキーメディアワークス(角川グループ)からの書き込みが
度重なる荒らし行為をしたとして4月15日、報告・規制を受けました。
荒らしの内容や発覚までの経緯を確認してみましょう。
問題となった作品
問題となったのは、同社が出版する電撃文庫『
塔京ソウルウィザーズ』というライトノベル。
第19回電撃小説大賞にて【銀賞】を受賞した作品で
"死者の魂を食らい、奇跡を起こす
ソウル・ウィザードの生き様を描く近未来ファンタジー"
と紹介されています。
この作品の担当編集者は電撃文庫編集部の三木一馬
『とある魔術の禁書目録』
『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』
『ソードアート・オンライン』など
ヒット作品を多く担当しているものの、
それらの界隈ではあまり評判がよろしくないようです。
既にアニメ化が決まっていることを匂わせる
発言があるとかないとか・・・。
荒らしが起こるまで
2012年夏、
第19回電撃小説大賞が発表され
2013年2月頃から、受賞作品が販売開始
この受賞作品について語る場として、
2ちゃんねるのライトノベル板に
電撃文庫・電撃文庫MAGAZINE総合スレッドなどがあります。
受賞作品が発売されると、電撃文庫関連のスレッドで
『塔京ソウルウィザーズ』を賞賛し、他の受賞作品は批判する
不快なレスが目立つようになり、同作品の個別スレッドが立てられますが
「また三木編集のステマか」など批判的な流れで始まりました。
発狂
この個別スレの批判的な流れを受け、問題の書き込みを行った人物は
引き続き電撃文庫のスレッドで『塔京ソウルウィザーズ』を絶賛する一方
個別スレへの書き込み禁止を呼びかけ、連続で書き込みを投稿(連投)します。
この一連の流れを見た住人から「関係者必死だなw」という指摘を受けると
問題の人物は個別スレを毎日埋めはじめ(※)、荒らしとして報告されることに。
※2ちゃんねるのスレッドは1000までしか書き込めないので
1000まで書き込むことにより、スレッド一覧から早く消そうとすること
IP開示
報告を受け、2ちゃんねるの運営は荒らし行為と認定し
問題の人物の書き込みの履歴やIPを開示します。
すると、何と荒らし行為を行っていたのはアスキー・メディアワークスの会社から
ということが発覚したのです。
こちらがその開示された情報です。
2ちゃんねるを荒らした、ということの問題よりも
「会社の中からこういった工作活動を日常的にしている、していた」
という事実が露呈したことこそが衝撃的なのです。
.
トップページへ戻る